地域福祉とは
地域福祉とは、それぞれの地域において、人々が安心して暮らせるよう、地域住民の皆さまをはじめ、地域の福祉施設・事業所など、地域のあらゆる個人・団体などがお互いに協力して地域社会の福祉課題の解決に取り組む考え方です。
地域福祉活動計画
地域福祉活動計画は、地域福祉を推進する社協が中心となって、地域住民やボランティア、関係機関・団体などと一緒に、福祉のまちづくりを進めていくための指針となるものです。
本会が策定した地域福祉活動計画は、新見市の「地域福祉計画」と連携し、安心して暮らせる福祉社会の実現をめざし、地域とのつながりを重視しながら、地域での実践につなげる民間の「活動・行動計画」です。
第4次新見市地域福祉活動計画
新見市地域福祉活動計画は、
にこにこ いきいき
みんなでつくろう やさしいまち
を基本理念とし、
1.福祉の心を育てよう
2.ともに支えあおう
3.福祉環境の充実を図ろう
の3つを基本目標に掲げ、それぞれの具体的な取組について計画しています。
具体的な取り組みは、下記の「地域福祉活動計画」をご覧ください。
ふれあいサロン
本会では、地域住民の集いの場づくりの支援を目的として、「ふれあいサロン」の活動推進を行っています。
ふれあいサロンは、なかなか外出することや集まる機会のない高齢者の方などの集いの場、地域の交流の場であり、地域の皆さんの心と心の繋がりを広げ、困ったときに助け合い、支え合う活動の場です。
詳しくは下記の「ふれあいサロンパンフレット」「れあいサロンガイドブック」をご覧ください。
ふれあいサロンへの活動支援
本会では、サロン活動に対して、次の活動支援を行っています。
・活動費の助成
・サロン活動保険への加入
・レクレーション用品等の貸出
・サロンの立ち上げ・運営に関する相談 など
サロンへの活動助成金について
活動1回につき、参加人数に100円を乗じた額を助成金として交付します。(月1回)
(例)4月5日に15人、4月25日に13人サロンに参加があった場合は、4月分の活動助成金として、4月5日のサロン活動に対して、1,500円(15人×100円)の活動助成を行います。
ただし、活動助成金の交付やサロン保険への加入を行うのは以下の条件を満たすサロンとします。
- ・身近な場所でのふれあいの場づくり、仲間づくりを目的とすること
- ・おおむね5人以上の参加があり、年6回以上の計画があること
- ・集会所等を単位とした地域に密着したものであること
- ・本会等と連携があること
- ・自主サークル活動及び趣味の会等の参加者が制限される活動でないこと
- ・他の公的な助成などを受けていないこと
各種様式
活動計画書(Word) | ・新たにサロン活動を始めるとき ・継続サロンは毎年4月 |
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参加者名簿(Word) | ・新たにサロン活動を始めるとき ・継続サロンは毎年4月 |
活動報告書兼請求書(Word) | ・活動ごと |
福祉委員
福祉委員とは、自分たちの住んでいる地域の身近な福祉課題(困りごと)に早く気づき、民生委員児童委員や本会などにつなぐ「地域のアンテナ役」で、主に高齢者などへの声かけや見守り活動に取り組んでいただいています。
詳しくは下記の「福祉委員ガイドブック」をご覧ください。
地区社会福祉協議会(地区社協)
地域には公的サービスだけでは解決が出来ない様々な福祉課題(困りごと)があります。地区社協は、地域の生活・福祉課題を地域住民が自分自身の問題としてとらえ、解決に向けて協議し取り組む住民主体の活動組織です。
地区社協の構成
地区社協は、おおむね小学校区単位に設置し、地区住民または地域団体の代表者、民生委員・児童委員、主任児童委員、福祉委員、愛育委員、栄養委員、婦人会、老人クラブ、PTAなどで構成されます。
なお、新見市が推進している「地域運営組織」を設置している地区は、当該組織の福祉に関する部会が地区社協活動に取り組んでいます。
地区社協への活動支援
本会では、地区社協の立ち上げの支援を行うとともに、地域の課題について一緒に考え、解決に向けて取り組んでいくなど活動の支援を行います。
活動費の助成
各地区の前年度社協会費納入額の7割を上限に活動費の助成を行います。
申請様式(事業実施前に提出) |
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地区社協活動事業計画書(Word) |
地区社協活動収支予算書(Excel) |
地区社協助成金交付申請書兼請求書(Word) |
報告様式(事業実施後に提出) |
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地区社協活動事業報告書(Word) |
地区社協活動収支決算書(Excel) |
地区社協助成金実績報告書(Word) |
地域福祉活動ガイドブックについて
本会では、地域福祉活動の充実のため、「地域福祉活動ガイドブック」を作成しました。地区社協等が行う地域福祉活動にお役立てください。
地区社協で取り組んでいただきたい活動
- 見守り・声かけ活動
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- ・あいさつ・声かけ
- ・高齢者世帯等への見守り活動
- ・日常生活の中での見守り推進
電気がついているか、新聞がたまっていないか、カーテンが開いているか、農作業をしているかなど - ・安否確認訪問など
- 集いの場の推進(ふれあいいきいきサロンなど)
- 身近な地域でのふれあい・仲間づくりの場、介護予防となる活動です。詳細はふれあいいきいきサロンをご覧ください。
- 支え合い活動
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- ・福祉委員、民生委員・児童委員などによる連携づくり
- ・「あんしんカード」の普及・見守り活動充実など
広報・啓発活動
・地区社協広報紙の発行、地区社協行事チラシ配布など
・地域福祉研修会、勉強会など
その他の活動
・健康づくり(体操教室、料理教室)
・地域交流(運動会、ふれあいまつり、スポーツ交流など)
地域ささえあい推進事業
「地域ささえあい推進事業」は、高齢者等が住み慣れた地域で安心して暮らせるように、高齢者等の生活課題を地域住民や関係団体等と協力して解決していくために、介護予防や集いの場づくり、新たな生活支援サービスの創出等を目指す事業です。
本会では、新見市から委託を受けて、この事業を推進する「生活支援コーディネーター」を配置し、地域での支え合い活動の充実を図っています。
生活支援コーディネーターとは
生活支援コーディネーターは、地域ささえあい推進員とも呼ばれ、地域での支え合い活動を進める役割を持っています。地域における課題解決のための様々な協議の機会づくりや、新たな支えあい活動の創出などを通じて、高齢者等が安心して暮らせる地域を目指します。
生活支援コーディネーターには、市全体での支え合い活動の充実、仕組みづくりを行う「第1層生活支援コーディネーター」と、小学校や公民館などを単位とした地域ごとに活動する「第2層生活支援コーディネーター」がいます。
本会では、「第1層生活支援コーディネーター」と、支所のある大佐・神郷・哲多・哲西地区の「第2層生活支援コーディネーター」を配置しています。
主な取組
・市内にある生活支援サービスの把握
・「にいみ暮らしを支えるサービス一覧表」の作成と更新
・住民主体の活動に向けた協議の場「小地域ケア会議」の設置推進
・小地域ケア会議での地域課題に基づいた活動創出支援(サロン・集いの場、雪かきボランティア、助け合い活動、見守り訪問など)
出前福祉教室
本会では、市民の皆さまのご要望に応じて、各種講座を行っています。
学校や地域での福祉学習や、事業所での研修の際に、本会職員等が出向いて講座を行っています。
詳しくは下記メニューをご覧ください。
なお、出前福祉教室の実施を希望される方は、次の申込書により申し込みください。
また、福祉教育のために車いすや高齢者疑似体験セットの貸出も行っております。